午後の部③ クロストーク「縄文文化と地域の未来」レビュー
文 :北海道教育大学 芸術・スポーツビジネス専攻 小玉翔太
写真:関 浩勝
今回の「プロジェクトJOMON」というセミナーではたくさんの新発見がありました。私が特に印象に残っている話題は2つあります。
一つ目は円形校舎である旧絵鞆小学校が保存されることになった経緯です。廃校の後取り壊しが決定した旧絵鞆小学校でありますが、職員の方々のクラウドファンディングなどを通したさまざまな努力によって取り壊しの決定を覆し保存が決まったというお話に私はとても奇跡のようなものを感じました。地域の人を始めとした数多くの人に愛されている旧絵鞆小学校だからこそ、このような結果になったと感じています。
二つ目は地中に眠っている縄文遺跡などを地上から探知する技術はまだ開発されていないというお話です。つまり、遺跡を発見するには少しずつ地面を掘り起こすしか方法がなく、私が今回目にした数々の遺跡たちはこのような地道な努力によって鑑賞することができているという事実に感動いたしました。
今回貴重なお話をうかがうことができて本当に良かったです。ありがとうございました。
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