約5000年前の新石器時代の集落。オークニーに来たのはこれら考古学上、極めて重要な世界遺産の地域であるからだ。
ここは、1850年まで土に埋もれており、スケラブラ (Skerrabra) と呼ばれてきた小丘から、嵐で遺跡が露出し、発見されたらしい。ずっと埋もれていたため、保存状態が極めてよいとのこと。
現場に来てみてわかったのは、とにかく風が強い。そして、眺めが絶景。海が近い。
実は自分自身、北海道の余市で大量の縄文遺跡群を見てしまったことごあるのだが、そこの地形と似ている。
人が住む場所として最重要なのは、まずは食物が手に入れられることが第一だと思うが、遺跡を回っているとそのロケーションの美しさに驚く。 精神を高揚させるような土地。
真っ直ぐに前を向けないくらい強い風にも関わらず、圧倒的な景色の魅力がここにある。
スーパーエゴに目覚める美的な要素。
これが高い文明を生むきっかけにもなっているのではないか。
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