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④「縄文文化と地域のつながり」〜プロジェクトJOMONセミナー2023

                      第1回『地域をつなぐ点と線』午後の部③

           北海道教育大学 芸術・スポーツビジネス専攻3年 橋口日菜子

午後の部第3部では、第1部の講師サイモン・ケイナー氏、第2部の講師石倉敏明氏に、森町教育委員会社会教育課文化財保護係係長の高橋毅氏を加えた三名をパネラーに迎え、さらにアートディレクター・tecoLLC代表である立木祥一郎氏にモデレーターを務めていただき、クロストークを開催した。

 このクロストークでは、「縄文文化と地域の繋がり」をテーマに、各講師の研究分野からそれぞれの見解を伺うことができた。はじめに高橋氏から、森町にある北海道最大の環状列石について紹介があり、その後には第1部、第2部も振り返りながら、それぞれ互いの研究に関する質問や意見交換が行われた。地域や時代による共通点、また、反対にその違いについて活発に議論がなされていたことが印象深い。また、考古学と人類学、アートなど、分野を超えた交流の重要性についても興味深い議論が行われた。

 クロストーク後半の質疑応答では、会場内に留まらず、オンライン参加者からも積極的に質問が飛び、全体を通して、参加者の知的好奇心を存分に刺激する貴重な場になっていたように感じる。

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